味噌手作りセットなら杉浦醸造所

手造り味噌・工事・味噌・醤油・甘酒の杉浦醸造所
杉浦醸造所の昔づくり屋日記


他人ごとではありませんね。(2022年4月19日)
近ごろ近所に出来た某有名チェーンの焼き鳥屋。
ちょっと気になって行ってみました。
さすがチェーン店。教育が行き届いていて、
挨拶も元気があって気持ち良い。
新店でキレイなのは当然ですが、
注文はタッチパネルで迅速だし、ビールは冷え冷え。
メニューも多くて、どれも安い!
チェーン店ということで、あまり期待していなかったのですが、
こういうお店もいいじゃん!と、見直しました。

さて、好物のとり皮とつくねを頼んで、
さすがに待たされるかな・・・。と思っていると、
何と、あっという間に運ばれてきました。
一抹の不安。ちょっと速すぎない?
口に入れると残念ながら不安が的中してしまいました。
お店の名誉のために言っておきますが、
火が通ってない訳ではないんです。
きっと「これが好き」という人もいるでしょう。
ただ僕からすると、明らかに余分な油が落ちていないんです。
僕の大好きなとり皮というのは、適度に油が落ちていて、
表面はパリッと、中はジューシーで弾力のある「アレ」なんです。
2本ずつの注文で、僕は出されたものを残すのが嫌なので
1本はなんとか食べ切りましたが、
2本目には中々手が伸びません。

長年焼き鳥屋に通って
呑兵衛を続けてきたおじさんからすると、
とり皮というのは焼き鳥の中でも特に難しくて、
炭の前に何年立ち続けてきた大将が
時間をかけてじっくり仕上げる逸品。
というイメージです。
「だったら、そういう店に行けよ!」
という声が聞こえてきそうですが、全くその通り。
チェーン店のアルバイトには荷が重いのは良く分かります。

僕が言いたいのは、
チェーン店がダメとかいうことではなくて、
商売って「怖いな」ということ。
このとり皮の件ぐらいで、
わざわざお店に文句は言いませんよね。
でも、僕はもうこの店でとり皮は頼まないでしょうし、
もうこの店には行かないかも知れません。
人に喜んでもらおうと思って一生懸命やっているのに、
最初の失敗って本当に怖い。
そもそも、黙って来なくなるので
失敗かどうかさえ気づかせてもらえない。
もう次のチャンスもない。
自分の仕事に照らして
「当たり前のことを当たり前にすること」
がいかに大切かを痛感しました。
あぁ!お店でこんなことを考えながら吞んでたら、
なんだか悪酔いしそうですよね・・・(笑)。





今仕込んでいる醤油のもろみです。
今年の秋には美味しい醤油になって
出荷される予定です。
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