味噌手作りセットなら杉浦醸造所

杉浦醸造所



 花束をあなたへ (2017年2月15日)
とうとう繁忙期の真っ最中です。
毎日、目の回る忙しさです。
そう言えば「忙しい」って心を亡くすと書くんですね。
たしかにそうかも…。日本語は奥が深い。
でも、みなさんに喜んでいただける
商品を造る気持ちは亡くしていません。
全力でがんばっています。

今回はBarのちょっとイイ話です。
時々行くワインバーがあります。
女性店主Hさんは美人で愛嬌があって
楽しい会話と家庭的なフレンチをつまみに
美味しいワインが呑める良いお店です。

その日も一人でのんびり呑んでいると
隣の席の男性が暗い顔でHさんと話していました。
「呑んでるのが奥さんにバレると怒られるから内緒で来てるの。
だから早く帰らなきゃ。」
返事に困ったHさんは僕に
「杉浦さんは奥さんと仲良いですよね」と、
むちゃぶりしてきました。
「やめてくれー。痴話喧嘩の相談なんかカンベンしてよ」と、
心の中で叫びました。
でも僕は笑顔で「それは大変ですね」と言っていました。
酔っぱらいってホントにバカですね。

話を聞いてみると
彼の奥さんはいつも愚痴を言ってるらしいのです。
彼は知人から
「奥さんの話はちゃんと聞いてあげなきゃダメですよ」と
石田純一みたいな事を言われたので、
黙って聞いているそうです。
でもあまりにクドイので言い返すと、
最後は大ゲンカになるんだって。
でも子供も小さいし、
離婚もしたくないので我慢してるんです。

かわいそうに…そんな事言われてもねぇ…。
でも酔っぱらいのスゴイ所は、
テキトーなことを真摯にアドバイスできることです。


【僕】「奥さんに会った事ないから分かりませんけど、口では愚痴を言いながら、心の中では
『私、全然大事にしてもらってなーい!』って
思ってるんじゃないですか」

【彼】「どうしたら良いんでしょう?」

【僕】「奥さんに花束を買って帰るんです。
で、渡す時『いつもありがとう』と」

【彼】「恥ずかしくてそんな事できませんよ」

【僕】「でも違う方法でご機嫌を直すには、
温泉に連れて行きますか?
回転しない寿司屋に行きますか?大金がかかりますよ。
花束だったら2千円〜3千円です。だまされたと思って…」

納得して無さそうな彼をおいて、その夜は帰りました。

先日、久々にそのお店に行ってみるとHさんが
「この前の彼、本当に花束を奥さんにプレゼントしたんだって。
奥さんニコニコで、すっと部屋に飾ってあって
そろそろ枯れてきたからまた買わなきゃ。だって」
僕に感謝の気持ちを伝えてほしいとの事。
酔っぱらいのテキトーなタワゴトも
たまには役に立つんですね。

家に帰って、この話を僕の奥さんに話したら
「私、最近花なんて全然もらってない!」
と説教が始まりました。墓穴。

みなさん、大切な人には時々花束を買って帰りましょう。

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