味噌手作りセットなら杉浦醸造所

杉浦醸造所



 呑み友達(2014年03月01日)
47歳にもなると新しい友達ができることって
むずかしいと思っていた。
でも、そうはいってもよく考えると
ここ数年何人かと仲良くなっている。
まあ大抵は呑み友達なんですが。

素面の時はそうでもないけど酒が入ると僕は人恋しくて
人懐こくなってしまう。時にはBarで初めて会った人と
意気投合して一晩で10年来の親友のように語りあう事もあった。

先日いつものように夕方開店したばかりのBarで呑んでいた。
客は僕一人で、バーテンダーとたわいもない話をしていたら
Barの重いドアが開く音がした。
こんな早い時間に客が来るなんて珍しい。
と自分のことを棚にあげて何の気なしに振り返ると
目が覚めるような美人が立っていた。
一瞬周りの音が消えてしまうくらいの。

僕と目が合って「お久しぶりです〜。」と彼女は言った。
カウンターの3つ離れた席に座りワインを注文した。
スツールに浅く腰掛け、背筋を伸ばして
大きめのボルドーグラスを傾ける姿は
気品があり絵になった。
これほどの美人が岡崎にいるんだ・・・あっと失敬。

そこで考えた。
こんな美人といったいいつ知り合ったんだろう。
多分酒場で・・・多分酔っ払っている時だろうな。
でも思い出せない。ムムム。

そんな訳で、失礼の無いように、
なれなれしくならないように言葉を選んで
バーテンダー君と話をしながら彼女にも時々話を振りながら
時間が過ぎていった。

ワインが好きらしい彼女は何杯か飲み、
僕もカクテルを何杯か呑んだ。
話が盛り上がってきて、
「何か一杯おごらせて下さい。」と言うと
ステキな笑顔でワインを注文して
「そちらいいですか?」と隣に座った。
アップで見ると本当に美しい。とても目が合わせられない。
男なら誰でもそうですよね。
僕は男子中学生のようにドギマギしてしまった。

二人で乾杯して、ずっと思っていたことを聞いてみた。
「どこかで一緒に呑みましたっけ?」
「初めてです。」
「・・・」


初めに言った「お久しぶりです〜。」は
僕ではなくバーテンダー君に言ったんだね。
たまたま僕が振り返ったから目が合っただけなんだ。
これからはBarのドアが開いても振り返るのはやめよう。
でもこれでこの人とも呑み友達になれたから
これはこれでよしとしようかな。
>『味噌手作りセット』の杉浦醸造所TOPに戻る


>HOME  >伝統製法  >厳選素材  >作り方  >会社案内  >お問合せ